2008年09月21日

G線上の魔王

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詰みゲー全消化。あかべぇ制覇。

・・・最終的な結論は面白かった。途中何回か泣きそうになった、で、最後泣いた。

ハッピーエンドになれよ、なって欲しかった。ご都合主義は嫌いだけどさ。いいじゃん、魔王は丸焼けで死ねばよかったじゃん。それでハッピーじゃん。



さて、まず主観的な感想。
「車輪の国」を踏まえて考えれば、「主人公=魔王」という提示された条件に違和感を抱くのは難しくない。2章辺りから、自分はそうにらんでいた。あかべぇの話なら、主人公≠魔王もありえるんじゃないかと。
・・・まさにその通り、俺喚起!

予想してただけに、その通りになったときの喜びはひとしおだったけどい驚きはなかった。「やっぱりか〜」みたいな。

基本的に面白い話だったけど、ちょっと世界に感情移入しすぎちゃって最後のあの切ない結末は・・・。

あと、ストーリーの進み方が「確かに君はここに居た」っぽく、各章ごとにヒロインがいてそのヒロインと結ばれると話がそこで完結しちゃうのがちょっと残念。魔王ってなんやねん、ってことになるハルルート以外。そして、ヒロインとBADエンドだけなのが残念、もうちょっと色々なパターンを作って欲しかった。っていうのは、TRUEが切ないからです。

魔王には負けるけどハルと幸せになるエンドとかがよかったよ〜><

・・・ハル可愛いよハル。ダウン系美少女、ツボった。ハル可愛い過ぎる。切ない・・・この話せつな過ぎる。

椿姫の話もいい感じだし、花音の話も楽しめた。ただ、花音は彼女ルート以外だとちょっと不憫な感じもする。

水羽超可愛い。純粋に、キャラに萌えた。んだけど・・・

あのシナリオはなに?っていうかヒロインごとにライターさん違うの?はっきり言って水羽ルートはG線の汚点だと思う。キャラはあんなに萌えるのに、あの話はなんやねん。これは「好き・嫌い」じゃなくて、もうちょっとこの作品にあんな質の低いシナリオあるなんて僕ちゃんゆるせません。っていうノリです。ハルルートをクリアすれば背後関係は見えてくるけど、ストーリーとしての盛り上がりはなにもないし。単品じゃいまいいち意味わかんねぇし。水羽ルートがこんなんじゃなきゃ、もう絶賛してたんだけどなこの作品。



こんないい作品なのに・・・。というのが主観的な意見です。

結論は
ハル可愛い♪大好き。水羽は萌えたのに、シナリオが糞だった。とりあえずメインの話は面白い。でも切ない終わり方。


客観的に見てみると

あかべぇさんです。車輪の次としては、申し分ないです(水羽ルート以外)。音楽もいいですね〜。片切さん、彩音さん、茶太さんとすばらしい方々のOPやED、挿入歌もすばらしい。CGもすばらしい、ただ章ごとにヒロインがいてそのヒロインエンドになると話が終わっちゃうっていうのは賛否あるだろうし好き嫌いは激しく別れると思う。俺はあんまり好きな形じゃないけど、G線の話的にはいいんじゃないかと思う。魔王と対峙した後に椿姫や花音っていうのも、って思うし。

話はいいよ〜普通に面白かった。主人公≠魔王を予測してた俺としてはもう満足。なんかよく「尻すぼみ」のシナリオって言われるみたいだけど、なんで?水羽が糞だからか?5章は普通に面白かったけど。

ただやっぱり終わりかたが切ない。これは俺の個人的な好みの問題。良い悪いだったら断然良いんだけど、好き嫌いだと好きじゃない。
泣けた、けど感情移入しすぎた。ハルも主人公もせつな過ぎる。っていうかもうハルがせつな過ぎる。大好きな人たちを守るために塀の中で8年とかさぁ(ネタバレ)・・・なんとかならんのかい!!



総評:
ハル可愛い。でも切ない、ハルと主人公が笑っていられる終わり方が見たい。というか見せてくれ・・・。

水羽もいい。でも、シナリオが糞で報われないっす。

ファンディスクは当然出すんですよね?頼みますよまじで。なんか久しぶりにゲームで涙した・・・

幸せな結末を、どうか主人公とハルに・・・。


とりあえず俺はハルが大好きだということです。久しぶりに正ヒロインが大好きになったかなぁ。水羽もいいし。

好きな作品だからこそ、ご都合主義(本来は大嫌いだけど)でもいいからハッピーエンドにして欲しいと願ってしまう。

だってせつな過ぎるよも〜〜〜><


作品としては、名作と言っていいと思う。切ない、泣きゲーの要素も入ってる。けど結構色々な要素が入ってるのでなんとも言えない感もある。けどそれはバランスが悪いという意味じゃなくて、一言じゃ表せない作品ということです。

話としては「読んでいく感じ」が強いかな。俺はそういうの大好き、前作の車輪と比べるとダーディな部分が凄く強い。車輪が少年漫画だとしたらG線は青年漫画って感じかな。どっちがいいかと聞かれても困る、それぞれの魅力は異なるから。

最終的にほんわかハッピーになるのが車輪。最終的になんか切なくなる(決してBADエンドではないし綺麗に終わるっちゃ終わるんだが)のがG線。やばい、マジで感情移入しすぎてる。切なくてかなわん。ハルが大好きだから・・・主人公も大好きだから・・・・うわ〜ん><

となんかクリアしたばっかりだと泣きたくなる。そんな作品。報われて欲しかった。例えそれがどんなに小さな望みでも。


最終的な結論。神ゲー。最後の魅せ方がうまい。というのと、彩音のClose your eyesがやばい。あのシーンにこの音楽はダメです。
切ないシナリオ、KANONの真琴やAirみたいに「悲しい」の泣きゲーじゃなくて、「切ない」の泣きゲーかな?「切ない」系シナリオの中で、自分でやったうち断トツNo1です。といってもシナリオ全部がそういう構成になってるわけじゃなくて、最後のシーンだけがそんな感じ。というか最終章か。それ以外は良ゲー。

最後に、魔王を打ち破り主人公とハルは結ばれ幸せな結末を迎えた、と思われた。

正直、ここで終わってもいいと思うんです。でも、それフェイク。魔王は生きていた。これまでの魔王の行動や思考能力を考えれば、あれで死んだっていうのは確かに少し拍子抜け。
っていうのが最終章。魔王への憎悪が消えたわけではないハルは魔王を追い、殺そうとする。ハルの未来を守るため、主人公は自らの手で魔王を殺します。そして事後、ハルを庇う供述をして懲役。その間、ハルを。そしてほかの人間を守るため、あえて彼女達を遠ざけ他人に託す。このシーンが無理、彩音の曲と重なるともう涙無しにはできませんでした。

8年後、出所してハルと再会してエンディングなのですが。切な過ぎる・・・8年だよ?20だった主人公が28になっちゃってるんだよ?
確かに最終的にハルと再会するけど、これがハッピーエンドかって言われたらそうでは絶対ないと思うし。最終章がない方が幸せ、でもあれがなかったら良ゲーって評価で終わってる。

救われない。いや、多分登場人物誰もそうは思ってないけど。外から内に感情移入してるとそう思ってしまう。主人公も、ほめられた生き方はしてないけど悪い奴じゃない。ハルもいい娘。魔王も、絶対的悪という存在ではない。あの終わり方では、誰も救われない。唯一魔王だけは、目的を達したと言えるけど。
みんなが幸せハッピーエンド、そんなのご都合主義だとは思うけど。せめて主人公とハルだけでも、幸せになって欲しかった。いや、あの終わり方でも幸せなのだろうけどさ。見ているこっちとしてはそう思えないわけで。

また、物語の主題としては車輪と似ていると推測しています。「罪と罰」、今回は幼いハルがドストエフスキーの本を読んでいる描写もありましたが。自分自身はあの本(長いから)読んでないんですが。
車輪では「罪とはなにか、罰とはなにか。人が人を裁くということは」みたいな感じの主張が伝わってきた。G線でも、「罪とはなにか。罰とはなんなのか」みたいな主題が見え隠れします。自分を騙し人生を狂わせた人間を4人殺して終身刑になった主人公の父。史実上類をみないテロを冒した魔王を殺して捕まる主人公。椿姫とその家族と土地の問題なんかもそんな要素が若干あるし(あれは権利と公共性みたな部分が強いか)。花音にしても、母親の罪。水羽のシナリオも、ユキと理事長との間の関係なんかで「罪とは?罰とは?」みたな部分があるかと。

切なくて涙ちょちょきれる。感じだったけど、お願いだからファンディスクでは幸せな結末を。もうちょっと何とかできないのかよ!!っていう。理由はルートの少なさと選択肢の少なさかな。マルチエンディング、じゃダメだったっすか?ならファンディスクだろ。頼みます、マジで。「世界のやりなおし」が効かない「ひぐらし」くらいに切ない。

願わくば、どうか皆が幸せな結末を。今度はどうか・・・
posted by シュレディンガーの猫 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム(美少女・R18) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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