2010年08月02日

D.C.U To You

51-dlxLe2rL._SL500_AA300_.jpg

 長かったDCUも、これでようやく一段落。ラストのファンディスクです。一言で、申し上げましょう・・・

なぜ最初(本編)からこれをやらないのか!!

 最高の出来です。本編・SC・FLと見比べて、文句無しでNo1です。
 本編は、このファンディスクを楽しむための長いプロローグだと言っても過言ではないかもしれないくらい文句なしでした。


 今までのファンディスクとは赴きが異なり、サイドストーリーのストーリー一本で勝負って感じです。やりゃできるんじゃんDCU・・・。正直、これやるとやらないじゃDCUに対する評価がまるで変わってくると思う、それくらいの出来。

 他3のレビューでけっこうボロ糞に言わせてもらったけど、作ってるスタッフは同じなのかな?もしそうだとしたら申し訳なさすぎる。きっと、本来はこういうの作りたかったんだろうね・・・でも、萌えを重視する社会と会社の意向とかいろいろあったんだろうな〜とか勝手に妄想しちゃいます。



 ゲーム全体として、雨と別れ・死みたいなものが主幹にあります。物悲しいストーリーばかりです。でも、それを非常に上手く演出し、魅せ、引き込ませる。
 2本のシナリオでガチ泣きしちゃったぜ・・・


 以下、シナリオ別に感想兼レビュー。






○紫陽花

 主人公が、朝倉家に引き取られたところから。朝倉姉妹の母、由姫とその病状、そして死。本編ではあんまりこういう後ろ暗い部分とか、主人公と由姫の約束って出てこないのが残念です。もう少しこういう設定を本編でも使えばよかったのに・・・・。

 不満というか、これで一通りDCUが終わりってことを考えると、由姫の死後、音姫と主人公が仲良くなる辺りのくだりはどっかで見たかったなぁっていうのはありますね。このシナリオ自体は由姫が死ぬところで終わっちゃうので、その後。本編ではちら〜っと出てくるけどさ。

 そして、小さい由夢可愛い過ぎるだろ・・・。ロリ的な意味じゃなくてね。小さい妹、もうお兄ちゃんとしては何が何でも守ってあげなきゃ!ってなっちゃうよねこれ・・・。

 結局全編通して、音夢はグラとしては出てきませんでしたね。ババアになった音夢を出すのは、とTユーザーに対する配慮かもしれないけど。

 ただ、これをやってなお強く思うのは。さくらが、どうか幸せになって欲しいっていうこと。切ないよね、多忙っていうのもあるんだろうけど。結局、主人公の第二の母親は由姫になっちゃってるんだし。さくら自身はそれを受け入れてるんだけど・・・なんていうか。
 さくらに、主人公のちゃんとした母親させてあげて欲しかったなっていう。



○雪月花

 小恋ENDのちょっと後、小恋がどうやって杏や茜と仲良くなったのか。主人公が渉や杉並と知り合ったのかということを回想する流れ。ベットの中でな、恋人同士の甘いベットトークとして語られてます、小恋可愛い。

 んだが、もう・・・付属一年時代の杏と茜可愛い過ぎるだろう。反則だろこれ・・・。杏のさらに美少女な感じとか、茜のポニテとか。

 ストーリーとしては、DCUのお祭りな雰囲気を楽しめると同時に、小恋の純粋さも垣間見えるお話。
 できれば、杏と茜がどうやって知り合い仲良くなったのかっていうのも見たいな〜とは思った。二人の本編で多少は語られてはいるけどね。

 やり始めた時は、「なぜにこれだけ小恋END後?」とは思ったけど、ストーリー的にそうせざるを得なかったんだね。杏と茜が小恋にちょっかい出し始めたきっかけが、小恋の恋愛相談だから。小恋ルートEND後に二人が語るのが一番自然になる、小恋の想いが主人公に伝わったルートじゃないと流石にねw


 雪月花は最高だね。そして、それにしても杏と茜可愛い・・・最高でした。



○まひるに降る雨

 号泣しちゃったんですけど!けど!ひっさしぶりに、ゲームでガチ泣きした気がするの。

 まひると、ミキのお話。二人が出会い、仲良くなり、そして別れる。その物語。

 まぁ、単純って言えば単純だよね、まひるの死はわかってるんだから。でも、わかってても、ありきたりだとしても泣いちゃうんだよ・・・。
 ミキ視点で終止進みます。実は、水越先生とミキが知り合いだったなんてね・・・本編でそんな布石あったっけ?高校時代の水越先生いい女なんですけどw

 キャラ的には、まひるのパパが本当いい感じ。泣き要素でもね、彼の存在がプレイヤーに突きつけるものは本当に大きいです。とりあえず、親より先に死ぬのはダメだな絶対。状況とか理由とか理屈抜きで、そう思えるシナリオ。

 もう本当、まひる関係のシナリオにハズレなしなDCUですが。これはもうやばいですね〜・・・一番泣いたぜよ。




○機械の心

 これは一つのIF。主人公が、壊れたμを拾う。そこから始まる、物語。

 なんだけど、これも泣いちゃった・・・。そして咲耶可愛い。

 このシナリオも、最終的には別れです。でも、なんとなく明るい未来が待ってるっぽいからHAPPY ENDなのかな?ご都合主義過ぎずに現実は現実として、しかし救いも残ってる感じでいいですね。こういう終わり方は好きです。

 タイトルと、ロボットとの恋愛ということで予想するような内容ではありません。本編やファンディスクの美夏や麻耶のシナリオとも違う。切ない、それでもどこか優しく悲しい物語です。






○総括

 全シナリオ、雨っていうのが物語に組み込まれている。そして、別れ(雪月花はちと方向性が違うけど)。OPからして今までのDCUとは違うな、という印象でしたがまさにその通り。

 To You。大切な貴方へ、とでも訳しましょうか。

 ストーリーが本当に良く作られてた、雰囲気や舞台は本編からの流れで文句なし。本編ファンディスクで俺がボロ糞に言ったシナリオ部分が完璧に作られてるので、まさにこれこそ真のDCUって感じです。サイドストーリーのファンディスクではあるけども。

 キャラがDCUだから、キャラ萌えしたい人にも楽しめる、実際ちっちゃい由夢と付属一年の杏と茜はやヴぁい。
 けど、それは決してメインじゃない。本編でも、他2つのファンディスクでもなかなかさせてはもらえなかった、ストーリーを味わうという楽しみ方。それをさせてくれるファンディスクです。

 正直、「やりゃできんじゃんDCU」といったところ自分としては。これ単独で見れば、本当に文句がつけられない素晴らしい出来。

 問題は、文句がいっぱい出てくる本編と他二つのファンディスクをやってないと意味がわからないってところですよね・・・w


 とりあえず、DCUをやったことある人間には絶対的に勧める。やってがっかりした人、期待はずれだった人にもだ。DCU語るなら、これは正直外しちゃダメ。
posted by シュレディンガーの猫 at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム(美少女・R18) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/158168419

この記事へのトラックバック