2012年08月16日

うたわれるもの

ttl_uta.jpg

 何年でしょう・・・3〜5年くらい序盤だけやって放置してた「うたわれるもの」です。もう説明不要なくらい有名な作品なのに、なんでこんなに放置してたんだろうね。ってことでようやく完全クリア。

 久々に目から汗が・・・

 ラストのアルルゥはやばーいね。


 とかはまぁ置いておいて。Leafさんっすね。うん、最高。

 アドベンチャーとSLG半々くらい。SLGの難易度は低め(難易度高くしたらどうなのかはわからんけど)。アドベンチャーパートも、選択はなく行き先を多少選べるがどれを選んでも変化なし(選ばなかったものは後で選ぶことになる)。
 1回やっちゃいと、もういいかなって感じにはなりますね正直。PS2やPSPに移植されてるので、そっちはどうかはわかりませんが・・・。

 基本的にはシナリオゲーです。SLGも面白くはあるが、あくまで物語を読ませるゲームという印象。マヴラヴオルタに近いものはあると思う。萌えや恋愛的な要素もほぼ皆無だし、Hシーンもなくていい。純粋に読み物として楽しむゲーム。

 そして、その物語が最高。いあ・・・なんちゅーかね。アニメ版も見てみたくはあるなぁ時間があればという感じ。


 ヒロインはヒロインで可愛いのですが、やっぱりシナリオゲーなのであまり深くは触れない方がいいかな。物語を読ませる作品で、その物語が最高だった。この一言で全てが評価しきれる作品。


 というだけではあれなので、その物語を考察しつつ、SLGも攻略しつつでネタバレビュー。以下収納



 というわけで、うたわれるものの物語についてです。

 一見、アイヌを基盤とした古代日本風の異世界ファンタジー・・・のように見えますが。かなりディテール深くまで作りこまれています。結論としては、これはSFであり、未来の物語です。
 けっこうわかりにくいと思うので、時系列にしてまとめてみる。


・謎の生物の化石が発掘される
 発見した考古学者と、それを隠蔽しようとする組織の対立。結果として考古学者は化石の前で銃殺されるが、その際に飛び散った血液が化石にかかり謎の生物を呼び起こしてしまう。
 望みを言え、という謎の生物。考古学者は、「このまま眠らせてくれ」と願う。願い通り、考古学者は永い眠りへと。



・地球環境の変化、人類地表から地中へ移住。
 地球環境の変動により、地表に住めなくなった人類は地中へと移住する。永い年月を経て、地表の環境自体は回復するものの、永い年月地中のコロニーで暮らしてきた人類は既に地表で暮らしていく能力(微生物に対する免疫等)を失っていた。



・アイスマン発見
 正確な描写はないが、おそらく眠らされた考古学者だと思われる。謎の仮面(免疫力や肉体能力を高める。おそらく謎の生物の化石に由来)をつけ、さらに人類の失った「地表で生活する能力」を持った(地中に潜る前の人類)個体。人類はアイスマンと名づけ、彼の研究を進める。人類にとって、地表への帰還は種の悲願である模様。



・亜人の開発
 アイスマンを媒体に作られた生命体。獣の耳や尻尾を持つ。地表でも生活可能な能力を持っている。しかし人類にとっては研究のためのモルモットのようなもの。その中の一人である3510号は、アイスマンの世話役として彼に付けられる。アイスマン、彼女をその番号にちなんで「ミコト」と命名。さらに、自分に対してどこからかテレパシーで交信してくる少女(63号)を、「ムツミ」と命名。亜人は例外なくアイスマンの遺伝情報を元に作られているため、亜人全てがアイスマンの子供であると言っても良い。

※ムツミの正体は、亜人開発の過渡で生産された亜人統括を目的とした亜人。しかし計画は凍結されており、ムツミ自身は脳髄だけの状態でどこかに保管されている。電波?テレパシー?のようなものでアイスマンと交信はもちろん、データーへのハッキングも可能。脳髄だけの状態なのに・・・



・ミズシマの贖罪
 アイスマンと(立体映像越しでだが)直接会話してきた研究者ミズシマによるアイスマンおよび亜人の地表への脱走補助。亜人をモルモットして作り、研究する罪の意識の末の行動と思われる。ミコトに研究所のマスターキーを託し、脱走を手助けする。



・亜人、地表へと広がる
 「うたわれるもの」の世界の祖がこの地点。地表へ広がった亜人は独自の発展を遂げていくこととなる。アイスマンは、ミコトとの間に一子を儲け地表で暮らしていた。



・人類、アイスマン奪還
 強固な防護服に身を包まないと地表で活動できない人類だが、それほどまでにアイスマンは重要なサンプルであった。アイスマン・ミコト両名を地中の研究所へ連れ戻す。



・人類、研究のためミコトを解剖。アイスマン発狂、人類滅亡
 子供を宿した貴重なサンプルとして、ミコトは解剖されてしまった。その事実を知ったアイスマンが発狂。その力を爆発させ研究所を破壊。さらに、「生きたい」「強い肉体」などといった死に際の人類の願いを叶える形で(謎の生物の願いを叶える能力、がアイスマンにも使える?)、人類をゲル上の未来永劫死ぬこともない生物(?)に変化させてしまう。人類は、アイスマンに殺されるorゲル状の生物に変化という形で絶滅する。



・発現した力を止められないアイスマン、衛星レーザーでも死なずに封印
 暴走した力は止められず、アイスマンの意思とは無関係に殺戮・破壊する存在に。そんな自分を殺してくれと願うアイスマン、その思念を受けたムツミが、衛星レーザー「アマテラス」をハッキングしアイスマンを焼き殺す。しかし、それでもアイスマンは死なず、地中奥深くへと封印することに。



・アイスマンの分裂
 闘争を求める人格と、それを止める人格。封印の中で目覚め眠りを繰り返すうち、その二つが完全に分離してしまう。お互いに自分自身であるが故に、互いに相容れない。分身と、空蝉の2つである。



そして「うたわれるもの」本編へ・・・・




 と、軽くまとめるつもりがめちゃくちゃ長い件。つまり、こんだけディテールまで作りこまれたお話ってことです。願いを叶える謎の生物(の化石)が出てくるものの、あとは自然をないがしろにした人間への罰ってことでSFものにはありがちな流れではあるね。アイスマンが出てきてからかなり独自の方向性だけど。

 ちなみに、アイスマンとミコトの子供はどうやら生きおおせたらしく、施設のマスターキーをお守りとして代々受け継いでいる。その末裔がメインヒロインのエルルゥ。



 とまぁまとめてはみたものの、この辺りの設定が出てくるのは終盤も終盤。中盤までは古代日本ちっくな異世界ファンタジーです。とはいえ、そのままじゃ普通の戦国物語になっちゃうよね。やはりうたわれるものが高評価なのは、このある意味超展開な裏設定があってこそだと思う。

 まぁ物語を読む作品なので、あまり全部語ってもあれです。とにかく面白い作品だった。やれ、というか読め。と言えるほどに。まぁ有名な作品なので、あんま細かい部分はいいか・・・




 もういっちょ、キャラ&ユニット感想。その前にステ振り一考。

 少なくても難易度普通において、魔防の必要性は皆無。あえていうならラストとラスト前のステージの範囲魔法だろうか。ただそれにしても、耐えるよりは火力で押し切った方が良さそうである。回復役のエルルゥが自分をヒールできない以上、全体攻撃をずっと耐えるのは不可能だから。
 さらに技の必要性についても同義で、連続攻撃は3発目以降雀の涙のダメージである。必殺技を使うには技をMAXまで上げる必要はあるが、その必殺技も気力をMAXにしないと使えない上に1発限り。総合的に、攻撃防御に振って打ち合いした方が良いような気はする。



○ハクオロ

 主人公。格好いい、というかまさに「」色々言いたいことはあるが、とにかくやればわかる!とにかくやれ!としか言えないか・・・。
 ユニットとしては、前衛万能型かな。こいつがやられるとアウトなステージが多いので、防御を割と多めに振ってもいいかもしれない。ほぼ全ステージ強制出場だし、まぁ育ててないとっていうか育てないと無理だろ。


○エルルゥ

 メインヒロイン。獣耳に尻尾。田舎の素朴娘だが芯の強い子。過去のつながりや、ゲーム開始直前での出来事など伏線は多いものの、ちょっと個性的な他キャラたちに食われてる部分がいなめない。他ヒロインたちにやきもちやいてる印象が強い子。
 ユニットとしては自軍唯一のヒーラー。攻撃能力はなし。彼女がいるからこそ、自軍は最強なのである。ヒール射程は1なためある程度前に出る必要はあるので防御は必要。さらに自己ヒールできないので、まず真っ先に生かさなければならない子。ヒール量確保の攻撃力と、生き延びるための防御力。配置さえ上手くやれば全くダメージは食らわないので、ひたすらヒール量特化でもいいかもしれない。


○アルルゥ

 その時、父性が目覚めた。エルルゥの妹。目覚めます、目覚めますよはい。っていうかラストシーンのあれはやばいね・・・泣くね・・・おとうさん泣いちゃうよ。
 ユニットとしてはとにかく硬い。というか、騎兵隊がトカゲなのに対して森の主である白虎に乗っている、反則である。攻撃力も低いわけではないので、防御を重視しつつ振っていけば後半の機動兵器相手にタイマンを張れるようになる。末恐ろしい娘である。
 しかし、白虎が水にぬれると防御力ガタ落ちであるため、雨や池等使えないステージもちらほら。常時スタメン晴らせるかどうかは好みである。ぬれても攻撃力は落ちないので、まぁ使えないこともない・・・か?


○テオロ

 おやっさん。主人公をあんちゃんと呼ぶ。記憶を無くしたどり着いた村の、大切な家族・・・。
 ユニットとしては序盤終了で離脱。育てるだけ無駄なのでなるべく使わない方がいい。


○オボロ

 序盤はなかなかだったのに、徐々にボケキャラへと変貌していく可哀想な人。主人公を兄者と呼ぶ、残念な弟分である。
 ユニットとしても残念で、序盤は使えるものの途中から加入するキャラに押されどうしてもスタメンを張れない。彼に愛着があるなら育てて使ってみてもいいかもしれないが・・・


○ドリィ・グラァ

 こんなに可愛い子が女の子のわけがない。というわけで男の子らしいです。なにやら危ない趣味をもってそうですが・・・ショタハァハァなら問題ない。
 ユニットとしては唯一の弓兵。遠距離攻撃は魅力だが、双子だしどうしても使うなら二人同時に使いたい。しかしそうするにはユニット上限が足りない・・・というわけでスタメンは厳しいか。遠距離なので攻撃極振でいいが、二人使う場合どうしても前衛が薄くなるため一度懐に入られると非常にモロい。枠があれば使いたいけど枠がないので出せないポジション。


○ベナウィ

 序盤は敵だがそれ以降味方になる武人。主人公の副官的存在。カリスマ性のある大将に、こまごまとした雑務を処理する副官という感じ。味方になってからは、陣営の正論的立場。
 ユニットとしては、騎兵。槍で2マス先まで攻撃できる。使う使わないは完全な好みだと思う。


○クロウ

 ベナウィの副官。オボロとはダブルボケをかます間柄。大柄の無骨な、いかにも武人といった感じ。
 ユニットとしてはベナウィをちょっと弱くした感じ。つまりどうせ使うならベナウィである。


○カルラ

 元王族。今は流浪の剣士的なあれだけどまぁシナリオ上色々あるのさ。大酒暗いの姉御。Hシーン前でのあの衣装にあの感じは反則である。
 ユニットとしては、攻撃型前衛。前に出す以上多少防御を固めておかないと後半苦しい。火力は申し分ないので、主力前衛としてがんばってくれる。


○トウカ

 うっかり侍なんて言ったらトウカちゃん悲しむから言わないよ絶対。少し頭の固い侍。でもそこが可愛いかったりする。そして彼女自身可愛いものが大好きらしく、つまりアルルゥを軽く溺愛している。
 ユニットとしては優秀な前衛。攻防のバランスがよく、バランスよく上げておけばそこそこ沈まずに高火力を出してくれる。


○ウルトリィ

 天使のような皇女様。シナリオ的に一番主人公の子を孕んでそうだが、その描写はなし。ちなみに主人公は自陣営の女性キャラに(アルルゥ以外)全部手を出しています。
 ユニットとしては魔法使い。移動後に魔法は使えないので、最初は射程の短い魔法ばかりでイマイチ戦力としてはあれだが、水2風2あたりを覚えたあたりから範囲アタッカーとして覚醒。光を覚えると、もうこれはマップ兵器ですねばりに広範囲にダメージをかましてくれる。性質上あまり殴られないと思うので、火力極でいいと思う。範囲攻撃の鬼と化す。


○カミュ

 色々謎が多く最期まで色々あれだけど、黒い羽を持つウルトリィの妹皇女。アルルゥとユズハのトモダチ。結局あの吸血とかはなんだったんだろうね?
 ユニットとしては姉同様魔法アタッカー。射程の短いが範囲の広い火、射程はそこそこだがイマイチ範囲の狭い土と姉よりも使い辛いかもしれない。闇を覚えると姉同様に鬼と化す。が終盤使えなくなる(ラストとラスト前で復帰)のでどうだろうね。ただ前衛で壁を作って姉と範囲バコバコぶっぱなすのはかなり爽快。


○デリホウライ

 カルラの弟。一軍の総大将にしては微妙に情けないが、まぁそれはこれからの成長期待か。
 ユニットとしては途中参戦。こいつに経験値やるの勿体ないので、なるべく使わない方向で。


○ゲンジマル

 チート侍。生ける伝説。シナリオ上、アイスマン分裂あたりからゲームスタートにおけるまでの事象については割と謎なところが多い(推測は十分に立つ材料はあるが)。色々と謎な部分は多いが、忠義の人。
 ユニットとしてはチート。まぁ途中参戦なので、経験値上げても意味がないっていうか上げる必要がないくらいに強い。強いからといって、あまり過渡に使うと勿体無い。



 以下、自軍ユニット以外の主要キャラ


○ユズハ

 オボロの妹。目が見えない上に大病わずらい死期が近い。しかし、唯一主人公の子供を生んでいる。なんとなく、なんとなくだがそれで救われている気がするのである。


○クーヤ

 クーヤ可愛いよクーヤ。頭巾を取った瞬間に萌え死んだ。主人公に惹かれつつも、皇として主人公の前に立ちはだかりそして最期は・・・。
 なんで彼女とのHシーンがないんだこのやろう。


○サクヤ

 クーヤのトモダチ。侍女。一応主人公の室ということになっているがHシーンはなし。物語が架橋とは言え・・・なぜだ・・・なぜなんだ・・・・







 と、他にも多数のキャラが登場するがこれ以上はwikiでも見てくれ!!長々と色々書いたが、

 物語を読ませるゲーム、その物語は至高。文句のつけようもない。やってよかった、やっぱLeafさんはハズレないわ・・・
posted by シュレディンガーの猫 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム(美少女・R18) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック