2012年10月23日

【FFT】ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争

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 なんか非常に今更感はある。なんだかんだでPSP版はラスとダンジョン手前でセーブしてエンディング見てなかったので。今更ではあるが、ようやく全クリ。

 このゲームは、「タクティクス」としてみるか「FF」としてみるかでかなり評価が変わってくる気がする。

 ストーリーはFFを冠してはいるものの、オウガ系を始めとしたタクティクス系です。ストーリーに関しては文句なし。主人公は歴史の裏側を、そして親友のディリーターは表の歴史の英雄として存在。サガフロ2のギュスターヴとナイツ一族みたいな感じ。

 タクティクスオウガ(TO)が「姉弟」の物語なら、FFTは「兄妹」の物語。タクティクスオウガが陽ならFFTは陰。TOが色々あるけど最終的にはハッピーエンド。FFTは、歴史上の事象は決まってしまっているので、どうにも物悲しいですね。LIVE A LIVEの中世編とか好きならFFTのが面白いだろうけど。
 TOは自分で歴史を作れるし、戦死者もプレイによってはかなり抑えられる。ストーリー上死んじゃう人も多いは多いですが。引き換え、FFTは死ぬ死ぬ。最終的に主人公と妹は生き残るものの、ディリータが死に、ティータも死に。オーランも数年後には処刑される。オルランドゥやアグリアスを初めとした自軍の人間がその後どうなったかは謎ですが。主人公同様「異端者」の烙印は拭えないし、雷神にしろアグリアスにしろ、元の場所には戻れないだろ。
 また、個々のキャラクターの行動理念もかなり違う。TOが立場は違えどそれぞれが信念・正義によって動いているのに対し、TOでは実利・権利を求めて行動している人物が多い。TOが民族紛争から、自由・平和を求める物語なのに対し、FFTは権力闘争である。

 製作陣営が同じこともあって、かなり対比される作品だと思うが。全体的に、FFTは物悲しく暗い。表の歴史を見ても、TOは民族紛争から権力者を倒してのヴァレリア統一であるのに対し、FFTは平民から王へと伸し上がったディリータの英雄譚。
 ディリータの物語が、TOにおける対バクラム対暗黒騎士団のメインシナリオ。サガフロ2で言えばギュスターヴとその後継者の戦い。そしてラムザの戦いが、対ニバス戦を始めたとしたサブシナリオで、ナイツ一族の戦いであろう。



 ストーリーは文句なし。だがオウガ系に比べると、PSP版になってかなりマシにはなって・・・ないかPS版とどっこい。システム面はちょっと第一線級とは呼びがたい。

 せっかくのジョブシステムだが、最終的には算術チートは相変わらず。固有キャラも増えてはいるが、結局オルランドゥ始めアグリアス様・メリエドールちゃんの剣技最強。アルテマもゾディアークも苦労してラーニングするのはいいけど結局算術のが強いしね。
 魔法系で算術チートこれだけで戦える。物理にしても固有の3人、他は暗黒でいいかなくらい。タクティクスオウガや伝説のオウガバトルに比べて、結局最強メンツは揺るがないのがFFTです。


 ストーリーのすばらしいFFと見るか、システム的にいまひとつなタクティクスとして見るか。


 FFキャラの友情出演も多いですが、どれもイマイチだしねぇ。システム的に、もっと戦術の幅があればよかったのに。っていうか、算術・剣技が強すぎるんだよね・・・


 結果的に、FFTをやることによって「タクティクスオウガ」素晴らしいねって結論になるのもどうかと思うが。やはり、そう思わずにはいられない・・・
posted by シュレディンガーの猫 at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム(一般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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