2016年03月09日

恋する乙女と守護の楯 〜薔薇の聖母〜

top.jpg

 恋楯に続編が出たということで、さっそく購入&プレイ。AXLの前作あやかしコンクトラクトはまだ完走してねーっす・・・はい・・・

 相変わらずキャラ可愛いですAXL

 ただまぁ続編ということもあって、どうしても無印版と比べてはしまうんですが。そこを考えると、どうなのかなぁ・・・

@修ちゃんが女装に慣れちゃってる
 いまいちラッキースケベイベントとか女装潜入で云々ってネタが少ない。まぁこれは続編だからしゃーないね・・・またそんなんでドタバタしててもそれはそれでどうなのって感じはある。

Aドンパチが少ない
 今回は、相手が巨大な犯罪組織というわけでもないです。前回は壮絶にVS暗殺を請け負った犯罪組織っていうのが前面だったので、刺客も次々と送り込まれてきて派手に暗殺VS護衛をやってたように感じますが。比べて今回は、なんというかまぁ・・・。
 前回テレジアと同じこと繰り返してもそれはそれなので、そこもまぁしゃーない気はしますが。

 相手が相手なので、訓練を受けたネームド敵キャラっていうのが少ない上に、その相手とガチでやりあうのも個別ルートだしさらに真正面から戦闘するというのがさらに少ない。
 ・・・護衛モノ・・・だよなこれ?という感じはぬぐえないかも。(まぁ前作も割とそういう評価ではあるけども)
 よく言えば無印と方向性が変わってないってことなのかな。ガチでバトるのは、希望ルートのエギドナ戦。ソーニャルートでの変態マスク戦。くらいなような・・・

B登場人物の幅が
 これも無印の時に言ってた気がしますが。基本的に登場人物が仲間or護衛対象or敵。一般ピーポーが全くいねーんだこれ。まぁ今回の場合護衛対象=生徒全員(学園全体)とかなっちゃってるので、しゃーねーっちゃしゃーねーんかな・・・。
 前回は先生がそうだったし、今回は理事長のじいちゃんかな?AXLらしく共有ルートでギャグやりたいなら、やっぱストーリーとは無関係のギャグキャラ1人2人いねーとダメだよね・・・。理事長じじいは割とギャグ方面に振ってる(真愛ルート以外は)ので、もっとセクハラジジイのエピは共有ルートであってもよかったんじゃないかなというのが率直な感想。

C麻衣ちゃんのエッチシーンが少ない
 ソーニャと麻衣はサブヒロイン枠なんだろうな。全く、けしからんですどう考えても麻衣が一番いいのに(私憤)。お姉ちゃんプレイがなぜないのか。

D敵の目的がわかりづれー、というかルート単独だとわかんねー
 前回は「要☆人☆暗☆殺」って感じて目的自体は極めて単純(まぁ暗殺者ごとに大分私怨も入ってた気はするが)だったんですが。どれかのルート1つやっただけではそれが全部見えてこないので「ん?」ってなる場面が多々ある。
 多分必要になってくる情報は
1.エギドナの存在と目的
2.桂の目的と存在
3.変態マスクとソーニャはエギドナに洗脳された駒(変態マスクは洗脳されてるか微妙)
4.蒼薔薇の秘密

 なにより、黒幕でラスボスであるエギドナの存在が希望ルート以外だと出てこねーっちゅうのがね。・・・いいのかそれで?莉里ルートでもボスだけど、エギドナ的な存在は隠されてるからなぁ。
 桂は大体どのルートでも小悪党として処理されるからいいんだけど、エギドナの存在やその駒の存在を明かされないルートが多いので、ルート単独で見るとどうも筋が通らない。

 逆に言えば、エギドナが敵として登場する希望ルートと莉里ルートは話として別に不思議な点はないし問題ない。サブヒロインっぽいソーニャと麻衣も、ルート単独ではそこまで矛盾はしてない、解けない疑問はいくつか残るものの、それはこの手のゲームではよくあることだし、他ルートやれば解明するので問題ない。

 つまり、真愛ルートだけがどうにも腑に落ちないっていう感想が残るわけです。はい。主犯格が桂なのに、変態マスクが動いてるからだろうなぁ多分。
 結局、全ルートやったあとでも真愛ルートでの変態マスクの動きはイマイチ謎です。


○敵の動き

エギドナ:
・希望の肉体(というか遺伝子)を手に入れる(希望ルートのみ)
・蒼薔薇をゲット(麻薬として云々は莉里ルートのみ)
・学園を影から操る(そこまで優先順位は高くない模様)
・修ちゃんで遊ぶ(そんなことしてっからやられんだよ)

 希望ルートと莉里ルートはいいんだけど、他3人ルートだとあっさりと引きすぎじゃね?正体すら出てこないよね多分。

桂:
・学園をのっとる(理事たちの持ってた裏の家業を引き継ぐ)
・真愛を売り払う(真愛ルートのみ)

 エギドナに洗脳されるのかされてないのかよくわからない人。ただの小悪党だけど、エギドナに良いように使われてる感じはあるけど、結局エギドナが出てこないとこいつが主犯格だからなぁ。

変態マスク:
・親父に復讐する

 多分洗脳はされてなくて、エギドナに復讐させてあげるといわれてのこのこ付き従ってる感じ。


 とこんな感じになるのかな。



 あと、これは自分が「ひだまり」以降のAXL作品全部やってるっていうのもあるかもしれないけど。展開がわかりやす過ぎるのよね。
 キャラの幅がっていう話にもつながるけど、麻衣=エコー。桂=悪役はもうかなり初期の段階でわかっちゃうよね。特にエコーは他に該当者いねーし。
 攻略順がよくなかったっていうのもあるかもしれないけど、楓が全く動かないルートを先にやったせいでここにも違和感感じた。いやだって先生絶対敵やん・・・
 希望のステルス性能が最後までひっかかって大どんでん返しあるかなと思ってましたが、特になく。ソーニャが暗殺者だったのはまぁ想定の範囲内。というか妙子をお姉さまと慕う子は暗殺者だって前回と同じパテイーンだし・・・。ついでに妙子にハァハァしてるのが化学教師っていうのも一緒だ。

 複雑すぎて難解なのも困るが、ちょっとさわりやっただけで正体とかバレバレなのもどうかなと。思わんでもない。





○総評


 面白いか面白くないかといわれれば、面白いそこはAXL。あとヒロイン可愛い。

 ただ、無印前作と比べた場合、どっちがいいかっていうとやっぱり前回の方が・・・。という感想にはなってしまう。
 前回も護衛モノとしてはどうなのか、という感じはあったけどまだ学園生活や暗殺VS護衛でドンパチしてたのでいいが、今回はそういう雰囲気があまりない。
 かと言って前回もそうだったが女装主人公モノに振り切ってるわけでもなく、前回から年月もたって主人公も女装に慣れてる感があってそのあたりもイマイチ。

 前回ネタが結構入ってるので、前回を楽しんでやれた人は楽しんでやれるとは思うそこはAXLブランド保障できる内容。
 ただ前回に比べ事件とかもスケールダウンしてるし、戦闘ドンパチも減ってるし、女装学園モノとしてのエピソードも減ってるし、AXLらしい日常ギャグも控えめなので。

 なんかAXLの作品に対する感想は最近こんなのばっかりですが、最新作はイマイチって印象は正直否めない。
 AXLさんなので、ストーリーとかにそこまで期待はしてないのでそこにケチつけるのも違う気はするんだが、恋楯とか割とストーリー振りなのでそこで勝負できないとどうにもね。

 最終的に全ルートやってもいまいちわかんないのは
・希望の謎のステルス性能
・真愛ルートでの変態マスクの動きと目的
・麻衣は姉なのか妹なのか(割とどうでもいい)

 まぁ最初のは「設定です」でクリアできる気はするけど。

 久々にアイギスとか軍需系のAXL作品で期待も高かったけど、そこを絶賛するほどではないけど満足させてくれる作品ではあると思います。
 あやかしをかれこれ半年以上放置してるにもかかわらず、さくっと最初から最後まで完走しちゃったあたりはやはり作品としてのクオリティの高さだと思う(あやかしが悪いというわけではないが)。





※蛇足 残る疑問について

 麻衣が姉なのか妹なのか、はとりあえず置いておくとして。というか考察のしようがない。真愛ルートでの変態マスクの動きについて考えてみたいと思う。

 流れ的には

レーザー盗聴でエコーとの通信を聞かれる

希望が例の本を持ってることがバレ、速攻で妙ちゃんが動く

その隙をついて桂が真愛を拉致

妙子が本を盗んだ直後に遭遇、盗んだ相手は本もろとも自爆(実はその本は別の本で本物は無事)

拉致られた真愛を助けて、桂をやっつけてハッピーエンド

 盗聴について明確な記述はないが、盗んだ側変態マスク一味の行動であると思う。桂と変態マスクが繋がっているか明確ではないし、エギドナが話に絡んでこないのでなんとも言えない。

 ここで気になるのが変態マスク一味の行動で。変態マスクは基本的に親父と親父の大事なもの(修ちゃん=妙子、エコー)を倒す、痛めつけることが目的。例の本(蒼薔薇の秘密)は本気でどうでもいいはず。
 つまり真愛ルートでの変態マスクの行動は、エギドナの命令or桂との協力関係による行動だと推測することは難しくない。

 そうすると疑問になってくるのが、本を盗んだ実行犯の行動。盗んだはいいが実は本間違えて持ってきてるし、なにより時間稼ぎをしようとしていた節がある。なおかつ、失敗したら自爆という最後である。しかも(間違って持ってきてはいたが)例の本と一緒に。

 エギドナの命令で本を欲しがっていたなら、本と一緒に自爆とか意味がわからない。
 時間稼ぎをしてるあたり桂へのフォローが考えられるが、それであれば自爆する意味がわからない。適当に時間稼いで逃げればいい話である車はあったんだし。

 そもそも、変態マスク自体は「ちっ、失敗しやがった」とかどっかでつぶやいているあたり、アイギスのガーディアン相手に本気でやるつもりはなかったように思われる(本気で修ちゃんの足止めしたかったり本を奪うなら本人が来てるはず)。

 そう考えると、一応桂には協力するように言われてはいるものの、大してノリ気でもないので捨て駒を使って適当にやっといた。あたりが妥当か?しかしこれを読み取れるような描写もないので確証はないのよね。
 そんなんで自爆させてるあたり、捨て駒もエギドナの洗脳状態にあった可能性も高いが。エギドナや洗脳という単語が真愛ルートでは出てこないので、これも推測の域でしかないね。

 とまぁ真愛ルートだとイマイチ敵の動きがわっかんない。っていう印象。



 これはこのゲームに限った話ではないけど、やはり伏線張るなら最初の共通ルートから張っておかないと大体ダメになるよね。個別に入ってからの後だし設定だと、どうしても矛盾が生じたり「意味わかんないけど・・・」ってなってしまうものが大半だと思う。
posted by シュレディンガーの猫 at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム(美少女・R18) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/434744498

この記事へのトラックバック